- 2021-08-09
- 2024-04-10
戦わずして勝つ
戦う目的と得たいもの 孫子の兵法に記されている、最も優れた戦い方は「戦わずに勝つ」ことでした。勝った方はその時はいいかもしれませんが、繰り返す戦で自軍の兵士の数が減ったり兵糧が底をついたり土地が荒れるなど、必ず損失を負います。かたや負けた方は、悔しい […]
戦う目的と得たいもの 孫子の兵法に記されている、最も優れた戦い方は「戦わずに勝つ」ことでした。勝った方はその時はいいかもしれませんが、繰り返す戦で自軍の兵士の数が減ったり兵糧が底をついたり土地が荒れるなど、必ず損失を負います。かたや負けた方は、悔しい […]
正しい心を忘れない 忍術を誤って用いれば盗賊と同じであり、私利私欲のためではなく、大義のために忍術を行うべし。(忍術書・万川集海から引用) 忍者は虚と実を織り混ぜて、家屋のみならず人の心にも忍び込み、火を放って混乱させたり […]
忍者の忍び六具と現代版六具 忍び六具は、忍者が任務にあたる際に携行した必要最低限の道具。そうは言っても毎回同じものではなく、任務や状況に合わせて必要なものを選んでいたようです。 これらが刀や手裏剣などの武器ではなく普段使いの道具、という […]
自分を知ることは 優れた忍び(忍者)になるためには「ワレヲシルベシ」(*)という言葉を常に意識することが大事だと忍術書に残されています。現代でも、精神的・能力的・体力的な自分の限界を知っておくことで高いパフォーマンスが発揮できたり、ピン […]
こんな一日が送れたら、心も体もスッキリ いつも時間に追われる人ほど、短くてもいいので自分の時間や空間で「マイペース」を確保し、心地よくゴキゲンで過ごせるといいですね! 以下、あくまでも理想の1日です…★ 05:30 起床。白湯を飲んで […]
手裏剣は実は御守り? 忍者というと手裏剣を打つイメージがありますが、これは歌舞伎や時代劇の影響が大きいようです。もちろん手裏剣を打つこともあったかもしれませんが、主な用途は実は御守りだったのではないか、というのが現代の見方です。 数百年 […]
忍者の術は時間稼ぎや逃げるためのもの!? 日本人は散り際に美点を見出すことが多い国民性ですが、忍者の使命は「①生きて②情報を持ち③帰る」ことでした。そのためには戦って白黒つけることより逃げることの方が優先順位が上で、重要でした。 煙に紛 […]
花の風情と竹のような性質と* 戦うイメージの強い忍者ですが、生きることを優先したサバイバーでした。国や地域の安寧のために、生き残り、有益な情報を伝えることを是とした忍者。命の危険にさらされることが常でしたが「花のような風情と、竹の性質の […]
忍者の三病 / 恐れ・侮り・考えすぎ(*) 危険や不安と闘いながら、情報収集等の任務を果たさなければならなかった忍者は、これらの三病に陥らないように常に自分を戒めていました。ビビらず、軽視せず、石橋を叩きすぎず。考えすぎは頭のいい人が陥りがちです。 […]
ニンニンポーズ=刀印(とういん)は不戦を表すボディランゲージ 右手二本の指は刀を、左手二本の指は鞘(さや)を表します。刀を鞘にしまうことで、「無駄な争いをしない」ことを表すポーズ。(※)日常の中で心がざわついたり戦うことに疲れたら、刀印を結んでみませ […]